私は割と珍しい幼少期を送ったかもしれない
何が珍しいかと言うと
私の家族は週に2度くらいは大ゲンカをしていて
月に1度近所からクレームが来るレベルだった
私はそんな家族の末子だった
家族全員クセの強い性格で
皆それぞれ衝突していて
私はケンカの仲裁をよくしていた
ケンカは嫌いだったのでほとんど誰とも衝突せず
よく家族の相談役になっていた
でも今の私なら同じく衝突していかもしれない
当時家は借金だらけだったから
みんな精神がささくれていたんだと思う
子供の頃の私は良くも悪くも無知だったので
それをさほど苦に感じていなかった
だけど私もなぜか小学2年くらいから
学校に行くのがしんどくなり登校拒否になった
そしてのちに家は自己破産
母は16歳の時に父は25歳の時に他界した
結構めちゃくちゃな家族だったけれど
当時嫌いではなかったし今も嫌いじゃない
皆優しい性格だったし魅力があった
一緒に旅行もよく行ったし
私に優しくもしてくれた
ただ気を遣って疲れることも多かったけど(笑)
こんな幼少期を過ごした私だけど
今は何とか生きていけてるし普通に幸せも感じている
もし現在私の幼少期と似たような環境にいる子がいるなら
いくらでも人生の後半で
幸せはつかめると言ってあげたい